コロナの抗原検査を受けた時のこと②

前記事の続きです。



当時はオンライン診療や
検査キットを郵送で扱ってくださるところが
今より少なくて、
なかなか折り合いがつくところが
見つからなかったのですが、

お空に「どうにかして!」と投げた後、
ふと思い立って検索の仕方を変えたら
ちょうど良さそうなところが
すぐに見つかりました。



早速電話で問い合わせると、
「症状があるなら来院は遠慮してほしいけれど、
オンラインで対応します」
とのことで。


オンライン診察の日時を決めて
すぐに検査キットと振込先が送られてきました。


診察日時より前に治療費を振込んで
当日を待つだけなので、
とても簡単。

ネットバンキングがあるので
家から出ずに完結できました。

全部込みで4000円。
自費負担です。


検査キットはシンプルで、
パッケージを含めて全部英語表記でしたが
読まなくてもだいたい使い方がわかるもの。

綿棒と薬液が入った容器と試験紙。


予約時間までに
検体の採取をしておくのかと思ったのですが、

診察時に使い方を説明するので
何もしなくて良いとのことでした。



当日は直前まで仕事をして、
ドクターと繋がるまでの間に
念の為熱を測ってからスタートです。


申込時、
「オンラインに慣れている人なら
この選択はしないのでは?」
と思った部分があったのですが、

案の定
「実はオンライン診察、
今回が初めてです」
とのこと。


都内ならともかく、
この辺でオンライン診察なんて
発想自体がチャレンジだと思うので、
わたしにとっても良い経験です。



やる事は簡単で、
症状や経過、既往歴などを話して
検査についての説明を受け、
検査キットを開封して
先生の指示どおりに実施するだけ。



綿棒でなるべく喉の方の粘膜を擦り取って
その綿棒を薬液に入れて待つこと数分。

頃合いが来たら
試験紙に薬液を垂らして
反応を見るだけです。

妊娠検査薬のように、
陽性だったら線が出るというもの。



わたしの場合は検査結果は陰性で、

「既往歴や経過からも
コロナではない可能性が高いので、
クリニックに来てくれれば
薬を出しますよ」

とのことでした。


とてもありがたかったのですが、
少し形態が特殊なクリニックさんで
直近で都合が合わなかったので、
結果的には違うクリニックさんに行きました。


ただ、オンライン診察を取り入れるだけあって
対応が柔軟で、
診察前後にドクターとSMSでやり取りがあったり
フォローが手厚かったです。



やっとここまで漕ぎつけて、
次に行ったクリニックさんで
症状が治ってくれれば良かったのですが、

残念ながらそうはいかず、
お話は続きます。



【補足】
抗原検査について。
「抗原検査」と「PCR検査」は異なります。
どちらも、
「検査時点で感染しているか」が
わかりますが、
「調べるもの」が違います。
抗原検査は、PCR検査より精度が少し低いそうです。
詳細は自己責任でお調べください。