ペンだことお箸の持ち方
子どもの頃から筆圧が高く、
長時間ペンを持つ機会が多かったので、
だいぶ小さな頃からペンだこがあります。
今はほとんどペンを使わないので
余分な角質はなくなっているのですが、
第一関節の骨が変形したようになって
今でも少し出っ張っています。
そんなわたしの引け目のひとつは、
「お箸を正しく持つのが苦手なこと」。
鉛筆の持ち方は正しいのに、
お箸はペンだこをかばって持つ癖ができてしまって
いまだに治っていません。
意識すれば「正しいお箸の持ち方」はできるけれど、
気を抜くとペンだこをかばう感じに。
中指の側面を当てるのではなく、
指の腹をお箸に当ててしまうのです。
今振り返ると他人事のように
「人間の適応能力ってすごいなー」
と感心するのですが、
子どもの頃は母に
「恥ずかしい」
「みっともない」
「お嫁に行けない」
と散々言われて、胸が痛みました。
「何度言われても直らない」
「妹はちゃんとできているのに」って、
そりゃあお箸が当たると痛いんだから
直したくても直せないよね。
(ちなみに、妹は
「お箸はちゃんと持てるのに
何で鉛筆はグーで持つのか」
と怒られていました)
今は、改まった席では気をつけている事もあり
ほとんど指摘はされないけれど、
お箸の持ち方が綺麗な人を見る機会が増えて
「わたしも普段から綺麗に持てるようになりたい」
と思うようになりました。
風の時代最初の買い物は
子ども向けの矯正箸かもしれません。
この話から派生させて
ブログ記事3つぐらいは書けるのですが、
たぶんこの文章を読んだだけでも
必要なことを拾える方は
ちゃんと拾えると思うので、
このままアップします。
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