もうすぐ一年
事故に遭ってから、もうすぐ一年。
早いような、長かったような、
不思議な気持ちでいます。
去年は仕事も忙しかったし、
大型台風で家が壊れて
バタバタしている最中に
車にはねられてしまって、
体は動かせないのに
気持ちはずっと動いていました。
やる事がたくさんありすぎて。
何だかんだでつい先日
症状固定になりましたが
まだ後遺障害認定の手続きとか、
いろいろ残っています。
そんなに深刻に思っていなかったのですが、
記憶が抜けたり混乱している事に
まず本人が気づいていなかったり、
想定よりあちこち壊れていて
「一生治りません」というところが
たくさん残ったので、
事故に遭ったら
ちゃんと全身検査した方がいい、
という教訓を得ました。
私はこの1年、
自賠責での治療期間に
何度か転院していたけれど、
お医者さんって
あんまりちゃんと調べてくれないんだな、
という印象でした。
「転院先のドクターが調べて対処するでしょ」
「必要なことは前のドクターがやっているはずだし、
特に問題ないんでしょ」
みたいな感じで。
意外と主治医以外の他科の先生の方が
親身になってくださって、
「整形の先生が調べてくれないなら、
うちから検査の依頼してあげる」
みたいなこともありました。
もちろん、
世の中には親身にきちんと検査して
適切な治療をしてくれるドクターも
たくさんいらっしゃると思いますが
私の場合は
弁護士さんが口添えしてくれて
事故後1年近く経ってから
やっとMRIを撮ってもらえたんですね。
外傷性くも膜下出血とか、
頭皮がばっくり割れたとか、
骨が折れているとか、
派手なところに注目されて
頸椎、腰椎、脊髄を故障していたり
靭帯損傷を起こしていることは
見落とされていました。
そんな中、緑内障を発症していたことを
ちゃんと見つけてもらえたのは、
本当に良かったと思います。
何でこんなことを書いているかというと、
心も、同じで。
大きなショックを受けると、
サバイバルスイッチが入るので
一見大丈夫そうだけれど
実際は
自覚以上のダメージを受けていることが
あるでしょう?
必要以上に神経質になることもないけれど
様子を見るのとスルーすることは違うから、
違和感があったら
自分の感覚をたいせつに、
丁寧に看てあげてほしいと
どなたかに伝えたくなったのでした。
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